ドイツの大きな駅の書店に入ると、必ずといって良い程、鉄道コーナーがあり、所狭しと書店やDVDが並んでいる。日本の鉄道書に比べると、ドイツの鉄道書は一つのテーマを深く掘り下げたものが多く、資料性の高いものが多いように感じる。今回紹介する"RailCologne"はその名の通り、ケルンの鉄道、それもケルンの象徴である大聖堂を中心に、わずか…
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ドイツ鉄道の魅力というと、大型の蒸気機関車と、様々な客車列車を思い浮かべることだろう。1980年代はTEEも殆どなくなり、ドイツ鉄道にとって決して華やかではないが、全国で客車列車が走り回り、いかにもドイツらしい鉄道シーンが展開された時代とも言える。1980年末から1984年秋までドイツに住んだ私にとっても、1980年代のドイツ鉄道には…
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GeraMondから毎年6回出版されるBahnExtraは豊富な写真と程良い解説を収録し、ドイツの鉄道誌の中でも好んで購入している。毎年、最初の号はBahn-Jahrbuchと称して、前年のトピックスを的確にまとめた年鑑となっており、特に重宝する。先日、その最新号を入手したので、簡単に紹介したい。
表紙は、2009年にICE代…
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